ミュージカルや・舞台を観劇する時のお供「双眼鏡」。
まだ持っていないあなたは、どのように選んだら良いか迷っていませんか?
双眼鏡は遠くの席からでも、推しの顔をズームして見る
なんてこともできたり、演者の表情や衣装など細部まで見ることができる観劇には欠かせないアイテムです。双眼鏡はたくさんの種類・機種が販売されているので、いざ選ぼうとするとわからなくなりますよね。
今回は以下について調査しましたので、ぜひご覧ください♪
- 観劇用の双眼鏡はどれがいいのか?
- 観劇用の双眼鏡の倍率は何倍がいいの?
- 双眼鏡とオペラグラスの違いは?
観劇におすすめの双眼鏡は?
観劇用の双眼鏡の選び方は?
観劇用の双眼鏡を選ぶポイントは、「会場の規模」「会場の明るさ」「演者さんの動きによる視野の広さ」です。
やみくもに、高倍率なものやズーム機能を選ぶ必要はありません。
例えば、宝塚・劇団四季・歌舞伎座など大きめの箱は、ステージから一番遠い席まで30〜40mです。
この距離であれば、低倍率・広視界なコンパクト双眼鏡が良いと言えます。
では実際にどのくらいの倍率にしたら良いのか?を紹介します。
観劇用双眼鏡の倍率は何倍がいいの?
ステージから一番遠い席まで30〜40mくらいであれば、双眼鏡の倍率は5倍あれば十分です。手ぶれも少ないです。
例えば、35mの距離から5倍の双眼鏡で見ると
35÷5=7で7メートルまで近ついて肉眼で見るのと同じ大きさになります。
一般的に、15mまで近づくと人の顔が判別でき、10m以内になると顔の表情がわかると言われています。
もちろん、推しをドアップで見たい場合には…笑
ちなみに、8倍の双眼鏡だと4.3mの近さで肉眼で見るのと同じ大きさに見えます。
倍率を上げていくと視界が狭くなっていきます。
観劇用双眼鏡の明るさはどのくらいがいいの?
劇場は薄暗いことが多いので明るさは9〜25のものを選ぶと良いです。
観劇用双眼鏡の視野は?
演者さんの動きが多いミュージカルなのか、動きの少ない例えばオペラなのかにより選ぶ種類が変わってきます。
ミュージカルや舞台では動きをとらえられた方が良いので、広い視野を持つ「広角双眼鏡」を選びましょう。
倍率を上げるほど視野は狭くなっていきます。
メガネユーザー必見!「アイレリーフ」
ざっくり言うと、メガネをかけたまま双眼鏡を使いたい人は、アイレリーフが14mm以上のものを選びましょう!
メガネを使用すると、接眼レンズと目の間の距離が離れてしまい、見える範囲が狭くなるという現象が起きてしまいます。
アイレリーフが長いものを選ぶことで「眼から接眼レンズの距離が長く」なっても、視野全体を見ることができるようになります。
双眼鏡とオペラグラスとの違いは?
これを覚えておけばOKです!
- 見る対象との距離
- 倍率
- 大きさ
双眼鏡とオペラグラスの決定的な違いは「プリズムが入っているか否か」で、双眼鏡はプリズムが入ることで光の反射を利用してより遠くの対象物を鮮明に見ることができます。
双眼鏡のレンズは対物レンズ+接眼レンズの凹凸の組み合わせとプリズムで構成されている。プリズムがないと上下左右が逆になって見える。
【オペラグラスの特徴】
- 観劇用
- 小型でおしゃれ
- 2枚のレンズで正立像(上下が正しい)が見られる
- 双眼鏡よりも安い(構造が単純なため)
- 倍率は3〜4倍が限界
- 倍率を上げると視野が狭くなっていく
- 種類が豊富(メガネ型・ボックス型・薄く折りたためる・ハンドル付きなど)
視野が狭くなると、例えば1人の演者はよく見えるけど、そこに集中するとその周りにいる演者さんたちは見えにくくなってしまうという現象が起きます。
【双眼鏡の特徴】
- プリズムを入れるとコンパクト化するのが難しいため、オペラグラスより大きい
- 左右それぞれの視力に合わせてピント調整できる
- 肉眼で見ているような立体感を得られる
観劇におすすめ!双眼鏡3選
観る舞台により双眼鏡の選び方は違ってきますが、会場ごとに双眼鏡を買うわけにはいかないので、スペックや持ちやすさ、値段などバランスの良いものが選べるといいですね。
SIGHTRON(サイトロン)「SAFARI 5×21」
スペック
倍率:5倍
レンズ径:21㎜
明るさ:17.64
実視界:10.5°
レンズコーティング:フルマルチコーティング
重量:約220g
アイレリーフ:15.5m
Vixen ビクセン 双眼鏡 ARENA アリーナ Mシリーズ M6×21
スペック
倍率:6倍
レンズ径:21㎜
明るさ:12.3
実視界:8.0°
レンズコーティング:5層マルチコーティング
重量:約185g
アイレリーフ:15.0m
Kenko 双眼鏡 コンサート用 ウルトラビューH 6×21DH
こちらは6種類カラーが選べて可愛いです。推しのカラーがあるかも?
アイレリーフが13.2mmとやや短めですが、眼鏡対応となっております。
- 倍率:6倍
- 対物レンズ有効径:21mm
- 明るさ:12.3
- 実視界:8.5°
- コーティング:フルマルチコート
- アイレリーフ:13.2mm
- 最短合焦距離:3m
まとめ
観劇にはオペラグラスではなく双眼鏡を選ぶと、より鮮明に立体感を持って演者を見ることができます。
双眼鏡はオペラグラスに比べて値段が高くなりますが、その分肉眼で見るのと同じような立体感や臨場感を感じられます。
せっかくなら、双眼鏡で推しを見るのもいいと思いますよ♪
倍率5倍程度・広視界・口径20mm台の明るさ9〜25で、メガネの方はアイレリーフ14mm以上のものがおすすめです!
赤坂ACTシアター座席の見え方徹底解説!見やすい席とアクセスまとめ
シアターミラノ座(THEATER MILANO-Za)座席の見え方徹底解説!見やすい席とアクセスまとめ
新国立劇場 【中劇場】座席の見え方は? アクセスと近い出口も解説!
PARCO劇場 座席の見え方は? アクセスと近い出口も解説!