第72回カンヌ映画祭で韓国映画“初”となるパルム・ドールの受賞を果たした衝撃作、映画『パラサイト 半地下の家族』の日本での舞台化が決定しました。
映画『パラサイト 半地下の家族』は2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなった作品です。
今回は舞台「パラサイト」の上演時間、あらすじや出演者、東京の公演情報をまとめましたのでお付き合いください!
実際に鑑賞した感想もお伝えしてします!
- 舞台「パラサイト」あらすじ
- 舞台「パラサイト」の上演時間
- 舞台「パラサイト」のキャスト
- 舞台「パラサイト」口コミ
- 舞台「パラサイト」の公演スケジュールと場所
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舞台「パラサイト」のあらすじ
舞台を見る前に、あらすじを予習しておきましょう!
堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平(古田新太)の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方対称的な高台にある豪邸では、永井慎太郎、妻の千代子、娘の繭子、引きこもりの息子健太郎がベテラン家政婦の安田玉子とともに暮らしている。文平の息子の順平(宮沢氷魚)は妹の美妃(伊藤沙莉)が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美妃が、慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子(江口のりこ)が、と一家は永井家に寄生していく。
引用:ORICON NEWSより
映画は社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こしました。
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日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう一つの“半地下の家族”の物語が誕生。
舞台ならではの衝撃のラストだそうです!!
裕福な家庭に次第に寄生していく金田一家に待ち受ける運命とは…
舞台「パラサイト」の上演時間は?
パラサイトの上演時間は以下の通りです。
開場は開演の45分前です。
結構長めの舞台ですね!
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舞台「パラサイト」のキャストは?
金田一家の主・金田文平役:古田新太さん
“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが一個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと! でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな?と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手が揃う座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください。
もちろん、期待値マックスです!よろしくお願いします!
文平の息子・順平役:宮沢氷魚さん
今回、世界的ヒットを果たした「パラサイト」の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。
引用元:ステージナタリー
宮沢氷魚さん、生で観た〜い!!
生の舞台上で観る動く本人とテレビで観るイメージと全然違う役者さんがいるので、(舞台の方が断然素敵!!という方も結構います)氷魚さんがどんな感じなのがとても楽しみ!!
舞台を観に行くと、大体行く前より好きになっちゃいますけれどね。
順平の妹・美妃役:伊藤沙莉さん
たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません!
あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば……と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください
引用元:ステージナタリー
何度も見た大好きな映画だそうです!
「ファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。」とも語っています。
頑張れ、沙莉ちゃん!
一度生の舞台で伊藤沙莉ちゃんを観てみたいと思っていたので、絶対行きたい!
文平の妻・福子役:江口のりこさん
キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、果たして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの一つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください。
引用元:ステージナタリー
江口のりこさん、いいですよね…
個性的で一度見たら忘れない俳優さんなので、舞台で観られるのが楽しみです!もう行く気になってます。
「座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、何があっても大丈夫という大いなる安心感!」とも語っています。ですよね〜! 古田さんがいるだけで安心するのは江口さんだけではなく、観ている方もなんだか安心します笑
みなさん、そろって鄭さんの演出作品に出演できることを喜んでいるようです!
追加キャストが発表されました!
永井一家の家政婦・安田玉子役:キムラ緑子さん
この物語のキーパーソンとなる。
「あの衝撃作を舞台化するなんて、ウソでしょう!?」という驚きと共に、「どう立ち上げていくのか知りたい」という好奇心がムクムクと込み上げ、私自身が心から「観たい!」と思う舞台に参加させていただきます。富める者と貧しい者が二極化し、お金があるところにさまざまな人間が呼び寄せられ、パラサイトしていく――今の日本にも響くテーマを内包した作品をライブ空間で見せるために、どうしたらいいか想像つきません。道のりの遠さを思うと「観る側に回ればよかったなあ」と弱気になります(笑)。やると決めたからには、思いきりぶつかっていこうと思っております!
引用元:PR TIMES
舞台「パラサイト」オリジナルキャラ:みのすけさん
同世代である古田新太さんとの共演は、僕が所属する劇団「ナイロン100℃」にゲスト出演してもらった『下北ビートニクス』(1996)以来、なんと27年ぶり!そして映像で共演してきた方も多い座組みで、この豪華メンバーに加えていただき、まずは嬉しい気持ちでいっぱいです。そして初期作品から拝見し、これまで何作もご一緒している大好きな鄭さんの舞台に出られることにも、大きな喜びがあります。今回演じる役は、精神的にも体力的にもギリギリですが(笑)、鄭さんが「みのすけならできる」と思ってくださったからには、その期待に大いに応え、面白い作品になるよう頑張ります。どうぞご期待ください。
引用元:PR TIMES
永井家の主人・永井慎太郎役:山内圭哉さん
実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”
実は初めて『パラサイト』を観た時、「これを戯曲化したら面白いだろうな」と思いながら観たんです。でもまさか日本で上演するなんて、そして自分が参加できる日が来るなんて、想像だにしていませんでした。信頼する方ばかりが並ぶ座組みで、しかも、長年仲良くさせてもらっている古田さんとは、30年ぶりの共演。お互いなかなかに老いてから再びご一緒できることに、月日の流れを感じます(笑)。常に弱者からの視点を描いてきた鄭さんの手によって、必ずや、普遍的な物語であることを確認していただけるでしょう。「映画の方が絶対面白いちゃうん?」と思う方にこそ、観ていただければと思います。
引用元:PR TIMES
永井家の娘・繭子役:恒松祐里さん
家庭教師の純平から勉強を教えてもらう。
すごい原作映画の舞台化、そして大先輩が並ぶビッグな作品で、嬉しくワクワクする気持ちと緊張する気持ち、両方がこみ上げています。人間の根っこにある感情を情熱的に描き、見るものの心を揺さぶり、燃え上がらせる、鄭 義信さんの作品に初めて参加させていただくことにも、とにかくドキドキしています。私が演じる裕福な家庭の女の子は、物質的な豊かさはあっても、世間を知らない普通の女子高生。若さゆえに胸に秘めた「誰かに認めてほしい」と思う気持ち、彼女のピュアな部分を大切に、まずは戯曲として心新たに、真剣に向き合っていきたいと思っております。
引用元:PR TIMES
永井家の“奥様”・千代子役:真木よう子さん
美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる
まずは映画『パラサイト』を日本で舞台化する企画自体にびっくりし、自分が参加させていただけることにダブルでびっくりしています。素晴らしい原作を前にプレッシャーはありますが、古田さんを筆頭に“愉快な仲間たち”が揃い、今から稽古場が楽しみで仕方ありません。鄭さんとは映画『焼肉ドラゴン』以来。撮影現場では優しい監督でしたが、風のウワサで聞くと舞台の稽古場では厳しく、 “鬼の演出家”だとか(笑)。こうして舞台でもご一緒できることに喜びを感じています。原作の良さを生かしながら“日本版”に置き換えられた、オリジナリティあふれる舞台。素晴らしい作品となるよう、私も尽力したいと思っております。
引用元:PR TIMES
舞台「パラサイト」口コミと実際に観た感想!
嗚呼!!これはやはりチケットが取れるのかどうか心配になってきました。
無事にチケットが取れたので、感想を後述しています。
「絶対行きたい!」「配役が最高!」など皆さまの期待値もマックスです!
*ネタバレが入っていますので、ご注意ください!
舞台パラサイト感想 ネタバレ有り
映画からの変更点が全て全く気に入らなかった
本当に残念な思いで歌舞伎町を後にしました場所も人名も原作のままで良かったのでは?
マクベスだってフィガロだってなんだって日本語で演じる時も名前はそのままじゃないですか場所も無理矢理日本を舞台にしたから
— food_and_meal_n_ (@and_meal) June 9, 2023
これは…少し感じました。映画を見ずに鑑賞しましたが、設定が微妙な気はしてしまいました。
古田新太、江口のりこ、宮沢氷魚、伊藤沙莉(敬称略)の家族の会話はテンポよもくて芝居もとても良かった〜。
真木よう子さんのヒトの良い奥様が意外にイヤミなく似合っていたし、キムラ緑子さんの家政婦さんもめちゃめちゃ良かった。特に2部の迫力と哀しみが胸にせまってくる上手い。— Kinotantam🧸 (@IUemUvsGrbZdZwE) June 11, 2023
キムラ緑子さんは、本当に素晴らしかったです!
パラサイト
映画は未見。
伏線とか気になるタイプなので、「はて?」「なぜ?」ってシーンが複数。気になると言えば気になるが、なんか勢いで観ちゃう。
役者が揃っているので、なんだかんだあっという間の3時間。話自体は、身も蓋もないというか・・・
エゲツナイ。— あさか★観劇感想 (@butaisennyouak1) June 11, 2023
はい、身も蓋もなかった…かな。
舞台 #パラサイト
感想などの前情報を入れずに、観てきました!たっくさん笑えてよかった!
映画版と変えた部分もしっくりきました。キムラ緑子さん最強!
沙莉ちゃん最高だった!かわいい!
氷魚くんとの兄妹、素晴らしかった!新劇場、THEATRE MlLANO-Za、まだまだ改善の余地はありそう。 pic.twitter.com/6eAmmeZQeH
— りあ(ミッフィーちゃん) (@riamiffy0106) June 7, 2023
楽しい場面もたくさんありました!伊藤沙莉ちゃんは、本当に可愛かったです!
舞台「パラサイト」は、役者さんが良いこともあり、期待値MAXで鑑賞しに行きました。
上演時間前から、舞台上にホームレス役の俳優さん2人がすでに演技に入っていて、半地下側の雰囲気を出されています。
映画を観ることなく、簡単なあらすじしか頭に入っていない状態で鑑賞したので、映画との違いはわかりませんが、舞台を関西、そして震災の頃にしたのが少し気になりました。
個人的には、無理やり震災に絡めている感じがして、うーん?そこは震災じゃなくてよかったのでは?と疑問が残りました。
役者さんたちは芸達者な方ばかりなので、そこは心配していませんでしたが、関西弁じゃなくていいと思いました。
関西弁に違和感のある役者さん(伏せさせていただきます・・)が気になってしまい、一度気になってしまうともうその事が頭から離れず。
古田新太さん、江口のりこさんは当たり前のようにぴったりでとても良かったです!
伊藤沙莉ちゃんも上手だし、小さくてとても可愛かった!
宮沢氷魚くんは、意外と声も通るし、背が高いから見栄えはするのですが、昭和っぽい雰囲気が少し足りなくて、もう少し絶望感というか重い演技だったら良かったかなと思いました。
4人の家族の会話やテンポなどはすごく良かったです!
そして、キムラ緑子さんは圧巻でした!さすがベテラン女優さんです。
真木よう子さんのお金持ち奥様ぶりも好感が持てましたし、山内圭哉さんは本当に面白かったです。多分アドリブも結構入れていたのではないかと思いますが、笑えるんですよね〜。
というわけで、全体的には面白かったのですが、少しばかり消化不良で帰ってまいりました。
心が震えるような感動がなかったからかな。
少し辛口になってしまいましたが、役者さんたちは本当に良いですし、あっという間の2時間50分でした!
そして、ここ最近は、カーテンコールが1回だけしかないという舞台も少なくない中、4回くらい出てきてくれてすごく嬉しくなりました!
当日券の案内も会場にありましたので、ワンチャン観られるかもしれません。パラサイトが気になる方はぜひ!
「パラサイト」舞台のチケットはいつから販売?当日券はある?購入方法と料金まとめ
シアターミラノ座の座席の見え方については、シアターミラノ座(THEATER MILANO-Za)座席の見え方徹底解説!見やすい席とアクセスまとめ でご紹介していますので、こちらもご覧ください!
舞台「パラサイト」公演スケジュールと場所は?
COCOON PRODUCTION 2023 舞台「パラサイト」は2023年6月から東京と大阪で上演されます。
<東京公演>
【日程】2023年6月5日(月)~7月2日(日)
【会場】THEATER MILANO-Za
【料金】S席=12,000円 A席=9,500円(全席指定・未就学児童入場不可)
【一般発売日】2023年5月7日(日)10:00~
【当日券】公演日の前日に専用ダイヤルにて整理券を取得。
【公式Twitter】https://twitter.com/parasite_stage
原作:映画「パラサイト 半地下の家族」
台本・演出 : 鄭 義信
企画・制作:Bunkamura SUMOMO レプロエンタテインメント
製作・東京公演主催:Bunkamura SUMOMO 朝日新聞社 レプロエンタテインメント TSTエンタテイメント
<大阪公演>
公演日程:2023年7月7日(金)〜7月17日(月・祝)
会場:新歌舞伎座
地図はこちら
主催:大阪公演主催:新歌舞伎座
まとめ
- 舞台「パラサイト」は、世界的にヒットした韓国発の衝撃作 映画「パラサイト 半地下の家族」を舞台化したもの。
- 日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう一つの“半地下の家族”の物語となっている。
- 舞台「パラサイト」の上演時間は2時間50分です
- 舞台「パラサイト」東京公演は2023年6月5日(月)〜7月2日(日) @THEATER MILANO-Za
- 舞台「パラサイト」大阪公演は2023年7月7日(金)〜7月17日(月・祝) @大阪・新歌舞伎座